林業現場の重労働軽減を体験せよ! あらゆる悩みを解決する造林機械が全国で利用拡大中
2021/04/21

キャニコムの独創的かつ作業性の高い製品の導入が全国で進んでいる。林業現場でのどのような場面で役立てられるのか、同社担当者に教えてもらった。
product 01:山もっとジョージ
product 02:ブッシュカッタージョージJr.草なぎ
product 03:やまびこシリーズ
・フォワーダやまびこレインジャー
・SUPERやまびこ
product 01
山もっとジョージ
下刈り・地拵えの省力化で
全国に導入・活躍!
造林の中でも一番省力化が望まれている「下刈り」。山もっとジョージはアタッチメントによって伐根・下刈り・苗運搬・残材集材の4作業を可能に。ゆくゆくは、山もっとジョージ1台で地拵え・穴掘り・苗運搬・植栽・下刈り・除伐まで行う、多岐にわたる造林作業の一貫体系を目指している。
こんなお悩みを解決!
下刈りの軽労化・省力化を行いたい
「植栽計画さえ整えれば、山もっとジョージは林地内に入って列間作業を一気に完了できるサイズです。伐根や枝条も粉砕できるので、どんどん下刈りが進みます。ハチの被害も機械が先に防いでくれるので、ひとまず安心です。夏の猛暑の下刈り作業を一気に楽にしてくれますよ」。
大量の枝条の処理、灌木の多さに困っている
「伐倒時にでる大量の枝条も、粉砕できます。最小限のうねで済むので、植栽時の除地を最小限にすることが出来ます。また、雑草とともに伸びる灌木はキックバックの大きな要因ですが、山もっとジョージなら、直径10cmくらいの灌木でもバリバリ粉砕。林道整備でも活躍します」。
荒廃農地の整備をどうにかしたい
「放置し続けた農地は雑草だけでなく、灌木も多く見られます。このような土地の解消には通常の草刈機では厳しいところもあります。山もっとジョージなら、一挙に解決できますので、ぜひお試しください!」。
竹が多くて困っている
「山もっとジョージなら立ったままの孟宗竹でも粉砕可能です。傾斜地作業は危険なので事前の伐倒は必要ですが、粉砕してチップ化することで、翌年の下草も生えにくい状況になります」。
DATA
山もっとジョージ CG510KZCYT
・全長×全幅×全高:3875×1720 × 2255mm
・機械質量:2340kg
・刈幅:1200mm
・定格出力:37.4kW(50.8PS)
・登坂能力:35°
product 02
ブッシュカッタージョージJr.草なぎ
様々な森林組合にて活躍中!
安定感バツグン&ワイドな刈幅の歩行型クローラ雑草刈機。走行部に三角クローラを採用したことで、従来のホイル式では困難だった傾斜地や不整地での草刈り作業が効率的に行える。
こんなお悩みを解決!
荒廃農地の整備をどうにかしたい
「荒廃農地に繁茂する『セイタカアワダチソウ』や『カヤ』『ススキ』など、ハードな雑草もパワフルに刈り取り。刈った後の草は、細かく粉砕されます。コンパクトボディに手元集中操作で初心者も扱いやすい仕様です」。
林道や林地内下刈りの省力化を少しでも行いたい
「地拵えの際に伐根・枝条さえ除去できれば、草刈りが可能です。傾斜地に強い三角クローラとラグパターンを採用しており、多数の森林組合様でご愛顧いただいております」。
DATA
ブッシュカッタージョージJr.草なぎ CG102MC
・全長×全幅×全高:1800×1000×1050mm
・機械質量:260kg
・刈幅:800mm
・定格出力:7.3kW(10.0PS)
・登坂能力:25°
product 03
やまびこシリーズ
勾配がきつく、アップダウンが多く、旋回するスペースが無いようなスイッチバックの道でも、バランス良く安全に木材を積込み。
材運搬でも大活躍!
シリーズ2種をご紹介
フォワーダやまびこレインジャー BY510KZC
「フォワーダやまびこレインジャー BY510KZC」は3100kg積載の横積タイプのフォワーダ。スイッチバック走行が可能なため、急傾斜地で旋回の必要がなく、作業道開設を最小限で抑えれるため低コスト搬出を実現。
DATA
フォワーダやまびこレインジャー BY510KZC
・全長×全幅×全高:3180×1995×2140mm
・機械質量:2650kg
・最大作業能力:3100kg
・定格出力:37.4kW(50.8PS)
・登坂能力:25°