ドローン活用をめざす林業事業体をサポート! JDRONEが林業分野にかける想い
2021/03/31
3D解析画像を生かせば
現地立ち会いも不要に!?
作業効率はどうだろう。従来の立木調査方法であれば、現地での時間は三人一組で1ha/日程度の調査が限界であったのに対して、ドローンを用いた調査では「三人一組で平均25ha/日」の調査が可能になるという。そのためコスト感を勘案すると「10ha以上の山林の調査が必要か否か」が導入の目安になると水野さん。
JDRONE社 UAVサーベイソリューションGr.グループリーダーの水野大二郎さん
「一度に調査できる面積だけでいえば、航空機を用いた調査に軍配が上がるでしょう。ただ、精度が高いのは間違いなくドローン調査です。そのため例えば、森林経営計画のなかの間伐対象地だけを調査するなど、ピンポイントでの運用が適しているのではないでしょうか」。
作業前にドローン調査しておけば境界確定もスムーズになる。ここで特に役立つのが3Dデータだ。精度が高いだけでなく、視点も自由自在。まるで林内を歩いているかのように、PC上で森林の現況を把握できる。高齢の所有者の現地立ち会いを簡略化する際などに活用できそうだ。
間伐後のドローン調査もおすすめしているという。樹間が空く間伐後は、もっとも精度が上がるタイミングだからだ。ここで正確に森林の現況を調査しておけば、あとは成長量を考慮するだけで数十年先までの材積を概算で把握できる。まさに「山林の在庫化」へ一歩近づくかたちだ。
ドローンの森林・林業活用を考えたら
まずJDRONEに!
ドローンによる調査を請け負うだけでなく、ドローンを所有する事業体向けに講習も実施しているJDRONE社。
フライトプランを立てるだけでも非常に高度な技術が求められる山林でドローン利用を考えている場合には、これほど頼りになるパートナーはいないだろう。「調査の依頼から、ドローンの講習まで、お客様のご要望があればどんなニーズにもお応えします」と力強く語る野村さん。
「森林・林業分野でドローンを活用したいと思ったら、まずJDRONEに。そんな会社になれるように、これからもみなさんのお手伝いをさせて頂けたら幸いです」。
野村英さん(左)、水野大二郎さん(右)
問い合わせ先
株式会社JDRONE
TEL:03-4236-0080
取材・文:福地敦
写真:松尾夏樹
Sponsored by 株式会社JDRONE