高性能林業機械で高効率な作業を可能に! 注目のアタッチメント2選
2021/02/17

林業機械のアタッチメントを使うことで、建機を改造することなく色々な作業に対応できる。松本システムエンジニアリング株式会社のアタッチメントをチェックしよう。
高い駆動力のローラーと
自動カッターユニットの
“ハイブリッド”アタッチメント
ハイブリッドローラーストロークハーベスター「トリケラ」は、ローラー送りで切断できない枝を検知すると、自動的にカッターユニットがストロークして枝を切断する、“ハイブリッド”なハーベスター。形状を最適化したカッター刃と高い駆動力のフィードローラーの組み合わせで、曲がり材も確実に造材する。チェンソーが動いている間は継続して潤滑油を供給するため、チェンとチェンソーバーの耐久性も向上。チェンソーのチェンテンションは自動調整で、チェン交換も工具いらずだ。
クランプアームの形状はグラップル作業を考慮した形状で、本格的なグラップル作業が可能。操作の自動化により、特別な訓練を受けなくても作業ができることも、評価を集めている。
動作ソフトウェアの最新版はメールで提供される。ユーザーがダウンロードしてトリケラにインストールすると、すぐに最新の機能を使用することができる。
DATA
適用機種:6~9t
最大切断直径:500mm
最大枝払材直径:350mm
最大送材直径:450mm
ストローク枝払力:5100kgf
送材力:1830kgf
適用機種:12~23t
最大切断直径:600mm
最大枝払材直径:400mm
最大送材直径:550mm
ストローク枝払力:5500kgf
送材力:2800kgf
高速伐倒&グラップル作業でも
専用機と遜色ない機能を発揮
ロングアーム伐倒機の「ブラキオEX」は、グラップル等のアタッチメントと同様に、建機のアーム先端に取り付けるだけでロングアーム機となり、従来機のように建機本体の改造は不要。2.5mのストロークで建機中心から最長12m先の立木を伐倒できる。
また、ロングアームは縦方向に180度回転するため、キャビン直前での作業も行える他、格納姿勢も通常の建機と変わらず、取り外すことなく車載が可能。