森の見える化のその先へ! 注目の森林クラウドシステムが「本物のスマート林業」を実現
2021/01/21
経験に裏打ちされた技術力と、森とそこで働く人々に対する深い敬意。その両方を兼ね備える同社は、サステナブルな森づくりを志す全ての人にとって、このうえないパートナーとなるはずだ。
INTERVIEW
question_answer 林業のスマート化のためにどんなことをしていますか?
①リモートセンシング技術の提供
航空レーザを用いたリモートセンシング技術は、国内でもトップクラス。ここで取得した森林資源情報や地理情報は、弊社のGISのみならずさまざまな森林GISで利用可能です。森林経営を支える基盤情報としてご活用ください。
②目指すのは三位一体の森林クラウド
森林に関するあらゆる情報を統合するクラウドシステムの実現をめざして、林業事業体向けの支援ツールだけではなく、自治体向けの台帳管理システム、川上・川中向けの木材SCMシステムも提供しています。
③技術の普及にも力を注いでいます
各地の林業大学校や大学で、リモートセンシング技術やICT林業の普及をお手伝いしています。これからの林業を担う若い人たちに、最先端の技術を紹介することで「林業ってカッコいい仕事なんだ!」と思ってもらえたらうれしいですね。
PROFILE
大野勝正さん
アジア航測株式会社森林・農業ソリューション技術部ICT林業課長。専門は森林リモートセンシング、森林GISなど。
CLOSE UP!
データの連携でスムーズな予実管理を
● IoTハーベスターがレーザ計測データを活用
● 素材検知アプリ「iFovea Pro」とも連携
アジア航測の強みは他社製品との互換性の高さ。写真上はコマツ社が開発を進めるIoTハーベスターのキャビン内の様子。搭載されたGISでも、アジア航測の計測データが活用できる。写真下はアジア航測のGISと連携可能な素材検知アプリ「iFovea Pro」。
● 木材SCMシステムとカンタン比較
● ハーベスターの造材データを取り込み
木材SCMシステムから得た需要情報と、出材シミュレーションに基づく生産計画をGIS上で比較。さらにハーベスター等から素材生産量の実績データを取り込むことで、予実管理ができる。
問い合わせ
アジア航測株式会社
TEL:03-3348-2281
FOREST JOURNAL vol.6(2020年冬号)より転載
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