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森林台帳もラクラク生成可能! 3D点群データ解析ソフトが安価なサブスクで登場

これらのデータは森林台帳に対応した形で出力できるようになっている。


区別した樹木の断面図(※色の違いは個々の樹木を分かりやすく表示するためのもの)

 



 

樹木測定における「正解」に挑み、
機械学習の精度をアップ

これら森林データの取得については、北海道、山形、富山、静岡などの自治体と連携して検討を進めており、ドローン測定と山間を歩いての測定という2種類のハイブリッド方式を用いることで、樹高、胸高直径を正確に出すよう実装を進めている。

「既存の森林台帳は輪尺や物差しで直径等を測っていたと思いますが、木は真円ではないですし、胸高直径を具体的にどこにするか等、現場の作業者に任されています。

何をもって『正確』とすればいいのか、そんな中で“精度を上げる”というのはどういうことなのか。もちろん百点満点は難しいですが、どれぐらいの精度であれば良いのか、誰も回答を持っていないんです。ここが、今一番難しいところですね」(宮谷氏)

スキャン・エックスは現在、いろいろな場所で精度検証を行っているという。10m×10mといった狭い範囲を人手で測ったデータと、機械学習のアルゴリズムで出てきた結果を比べての精度検証となる。

機械学習のアルゴリズムで自動分類や樹高、胸高直径の算出を行っているため、様々な検証を経て、今後さらに算出精度を上げていく、と宮谷氏は語ってくれた。

なお、本ソフトは常時無料登録にて試用期間を設けているが、現在「3D点群データの高精度解析・クラス分類 無料オンラインセミナー」を随時開催している。次回、林業向けセミナーは2021年1月14日を予定。参加費は無料となっている。
 

 

DATA

スキャン・エックス株式会社
TEL:050-1742-3040


文:かのうよしこ

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