さらに進化したハーベスタGPH-45Aが登場! その圧倒的な送材力と耐久性に迫る
2020/10/23

イワフジ工業株式会社は10月14日、送材力と耐久性に優れた新型ハーベスタ「GPH-45A」の販売をスタートした。今回は、その実力の秘密に迫る。
素材生産の効率を向上させる
ハーベスタの最新型
従来機である「GPH-45」の基本コンセプト「送材力と耐久性に優れたシンプル構造」を継承しながら、トータル性能のさらなる向上を追求した「GPH-45A」。
抜群の送材力を支えるのは、新たに装備された「高耐久低摩擦スパイククローラチェーン」だ。3列式の幅広クローラに装着された無数のスパイクが、材を確実に捉え、余すことなく力を伝える。
高耐久低摩擦スパイククローラチェーン
加えてパワフルな油圧モーターを搭載し、各部強度も見直したことでGPH-45に比べて16%も送り力を向上させることに成功した。クローラチェーンは摩擦抵抗の少ない滑り軸受を内蔵しているため、チェーンオイルの消費量も最小限に。機械経費の削減にも貢献する。
材の測長精度を高めるために「クローラ内蔵メジャリングユニット」を搭載したことも見逃せないポイント。
左右のクローラに内蔵された測尺装置が、計測ミスの発生を未然に防ぐ。「左右計測制御」と呼ばれる機構を備えることで、スリップによる計測ずれも起きにくくなった。
また万が一スリップが発生したときにはそれを知らせる検知機能も搭載されている。これらの技術によって、測長精度の安定化を実現した。