ソーチェーンとして世界一採用される理由とは? 随一の技術力で林業ギアを支える
2020/01/20

日本製チェンソーに、ほぼ100%標準装備されているソーチェーンはアメリカンブランドだった!ここでは、そんなアメリカ発の世界的ブランドOREGON(オレゴン)を紹介しよう。
アメリカ・オレゴン州発の
世界的ブランド
ソーチェーン世界的ブランドアメリカ・オレゴン州発の『OREGON』を知っているだろうか?
チェンソー用のチェーン、ガイドバー、ドライブスプロケットの世界的メーカーにまで成長した『OREGON(オレゴン)』。
その製品は世界100ヶ国以上で愛され続けており、日本メーカー製のチェンソーには同社のチェーンが標準装備されている。
あなたのチェーンのロゴもよく見ると…?
『オレゴン』の歴史
『オレゴン』の設立は古く、第二次世界大戦直後にまで遡る。
カミキリムシの幼虫が噛み砕きながら木の中に潜り込む様子から着想を得た革命的なチェーン。それが『オレゴン』製品の第1号であり、その基本設計は現在でも世界標準である。
日本に『オレゴン』が入って来たのは1950年代初めのこと。洞爺丸台風の倒木処理用に大量にアメリカ製チェンソーが輸入され、そこで一気に広まった。
その後、日本メーカー製チェンソーにも標準装備され、今日でも世界一多くのメーカー純正のソーチェーンとして採用され続ける理由は、技術力が高く評価されたから。