「100年サイクルの仕事」である林業に世界レベルで貢献を!
2019/08/21
ただ、当社は中小企業なので、世界に向けて販売していくのはすごく苦労します。グローバルに働ける社員を採用、育成していますし、現地の企業とも協力しワールドワイドに展開しています。
「100年サイクルの仕事」
林業のこれからとは?
今はロシアに注力しています。日本では合板材料は杉やヒノキなどの針葉樹ですが、ロシアでは白樺などの広葉樹を切削しています。
それがきれいな家具や住宅の内装にも使われたりするため、非常に付加価値の高い製品となっています。
林業に携わる人はもっと増えてほしいですね。木を植えて、育てて、切って、住宅や家具に使う。そして使い終わると燃料にして、自然に還る。そこからまた木が生えてくるという「100年サイクルの仕事」が林業なのです。海外では「親子3代で森林を育てている」という人たちによく出会います。
ヨーロッパなどでは、林業がポピュラーでおしゃれな仕事と認識されています。日本でも木質建造物が見直されていますし、林業を取り巻く環境も良くなりつつありますから、イメージアップに取り組んでいきたいですね。
DATA
橋本電機工業
代表取締役社長 橋本順一朗さん