林業×クリエイターで国産材を活用! 非住宅分野の木材利用を促進する「もりまちドア」とは?
2021/04/19
そんな森林業者や原木市場、製材所などの「もり側」の人々の声も新鮮で、まち側の人々に気づきとアイディアを与えてくれる。
デザインが
もりとまちをつなげる。
ほかにも、「もりまちドア」のウェブサイトには、もり側・まち側の双方の木材利用に関する声を拾い上げたアンケートやインタビュー、調査から分かった新しい木材活用のヒントなどを紹介。林業を知らない人も楽しめる見応えのある内容だ。
現在、人工林(スギ、ヒノキ等)の約半数が木材として使い時に当たる50年生前後の木にあたり、まさに伐採期を迎えている。「伐って、使って、植えて、育てる」ことが次世代の森づくりにつながるが、「使う」はまち側のクリエイターたちの力が不可欠。クリエイターたちは森を循環させる役割を持っている。そんな視点からあらためて日本の林業について考えてみたい。
DATA
もりまちドア
一般社団法人 全国木材組合連合会
株式会社乃村工藝社
問い合わせ
文:後藤あや子