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持続的な森づくりを新規事業で実現 「SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020」受賞チーム決定

2020年11月1日、株式会社Speroが実施する「SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020」のデモデイが開催された。参加全11チームがプレゼンテーションを行い、受賞2チームが決定した。

» 前回の記事「他業種交流でイノベーションを!『SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020』参加者募集中」はコチラ!

「サバイバルゲーム」と
「施業マッチング」で
森づくりの課題を解決

「SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020」は、持続的な造林・林業の実現に資する事業を創出するためのアクセラレータープログラムだ。参加したのは林業従事者16名と、異分野の事業開発経験者11名。

事務局が参加者の経歴やキャラクターを踏まえた上で11のチームを結成し、各チームにメンターをつけ、8月23日のキックオフから約2ヶ月間で、課題の再定義からアイデアの創出、事業化までを目指した。

11月1日には永田町会場とオンラインで成果発表の場となるデモデイを開催。勝ち抜き戦形式の予選ピッチを経て、上位5チームがさらに詳細な事業計画のプレゼンテーションを行った結果、「山林で行うサバイバルゲーム事業」「施業してほしい山林所有者と施業したい事業体をつなぐサービス」の2チームが優秀賞を受賞し、200万円の事業化資金を獲得した。

「山林で行うサバイバルゲーム事業」チームが提案したのは、伐採予定の私有林を山主から借り受け、サバイバルゲームのフィールドとして活用する事業。フィールド使用料の一部は山主だけでなく、造林サポート基金として市町村にも還元し、持続的な森づくりに寄与する狙いだ。

さらにサバイバルゲームツアーなどを開催することで、これまで山林に関心のなかった層の興味関心を醸成するとともに、町おこしにもつなげていきたいという。

優秀賞受賞チーム「山林で行うサバイバルゲーム事業」(左から、某林業会社 渡部 真之助氏、渋川広域森林組合 造林班班長 蛭間 祐介氏、本田技研工業株式会社 勝 泉貴氏、メンターの株式会社tsam 代表取締役 池森 裕毅氏)

「施業してほしい山林所有者と施業したい事業体をつなぐサービス」チームが提案するのは、山林所有者と林業事業体のマッチングサービス。山林所有者に利益を還元できる事業体を増やすために、事業者側の生産性向上などの支援にも取り組むという。

利益還元率の高い事業体が増加すれば、山林所有者は幅広い選択肢のなかから施業を依頼する事業体を選べるようになる。そうした好循環で林業界全体の質の向上と底上げを目指す事業だ。

優秀賞受賞チーム「施業してほしい山林所有者と施業したい事業体をつなぐサービス」(ソマノベース 代表 奥川 季花氏)



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