北軽井沢の人気キャンプ場から発信! 山からはじめる産業革命「あさまのぶんぶん」とは?
2021/08/24
生産から消費まで、
35㎞圏内で自給自足を図る
きたもっくが想定しているのが、生産から消費までを一貫して35㎞圏内で行う、森林資源の地産地消だ。これまでの都市一極集中から脱却し、これからの地方分散型の社会システムの転換を見据えてエリアを限定し、循環型の地域資源活用事業を推進する。こうした地域の未来を創造するしくみをひとつの社会モデルとして実践・提示するのが、「あさまのぶんぶん」こと、山からはじめる産業革命である。
彼らの合言葉は The future is in nature(未来は自然の中にある)。フィンランド語で「ルオム(自然に従う生き方)」の精神に根差したものである。国土のおよそ3分の2が森林でありながらも、その資源をうまく活用できていない日本にとって、きたもっくの取り組みが未来の明るいシナリオを描いてくれそうだ。
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取材・文:後藤あや子