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高齢化進む造林事業を“ビジネス”に! 苗づくりや植え方を吟味して取り組もう

なお、苗づくりには2つの方法がある。種子から育てる実生苗は、遺伝子に多様性があり形質に幅がある。挿し木苗はすべて母樹と同じ形質の樹木になる。また苗は、ある程度の距離以上を移動させてはいけないという規定もあるから、1ヶ所で栽培した苗を全国で販売することはできない。こうしたことも勘案すべきだろう。

一方で根を土で包んだ「コンテナ苗」も開発された。植える季節を問わないから、労働の平準化ができる。なおポット苗と違って根が広がって伸びることも特徴だ。このように苗づくりや植え方も、時代とともに動いている。そうした点を十分に吟味しつつ取り組むべきだろう。



PROFILE

森林ジャーナリスト

田中淳夫

静岡大学農学部林学科卒業後、出版社や新聞社勤務を経て独立し、森林ジャーナリストに。森林や林業をテーマに執筆活動を行う。主な著作に『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『森は怪しいワンダーランド』『絶望の林業』(新泉社)、『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』(築地書館)、『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』(イースト新書)など多数。奈良県在住。

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