森林×サバゲー! フォレストーリーが立ち上げた新しいビジネスに迫る
2021/05/24
同社の目標は「日本全国で同様のサバイバルゲームを展開すること」。フォレストーリーの3人が紡いでいく森林活性化のストーリーから、今後も目が離せない。
フォレストーリーのヒストリー
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- ●2020年8月
SFA 2020キックオフ
- ●2020年8月
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- ●2020年11月
壬生町での交渉をスタート
- ●2020年11月
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- ●2020年11月
SFA 2020デモデイ優勝
- ●2020年11月
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- ●2021年2月
第一回原野林サバゲー開催
- ●2021年2月
SFA 2020デモデイで優勝した際の様子。一番右は、メンターの株式会社tsam代表取締役 池森裕毅氏。
フォレストーリーの
イベントを成功させるためのヒント
個性の異なる3人のチーム力
木材加工から素材生産までの幅広い経験を持つ代表の渡部さん。一般企業に務め、ビジネスマンとしての調整能力に長けた勝さん、森林組合の作業員として林業の豊富な経験を持つ蛭間さん。それぞれの個性を生かすことで、フォレストーリーというチームが生まれた。
「ビジネス」であること強く意識
自らの興味関心ではなく、アンケート調査によって導き出された「サバゲー」というアイデア。ビジネスとして事業を成功させるには、森林活性化への情熱だけでなく、市場調査に基づく合理的な判断が欠かせない
キーパーソンを巻き込んで地域と連携
3人が壬生町にはじめて訪れたのは2020年の11月。そこから短期間で地域との合意を形成できたのは、「キーパーソンに対して、積極的に自分たちのアイデアを提案していく」巻き込み力があったからだ。
サバゲーというビジネスアイデアで、森の新たな活用法を共創した!
DATA
株式会社フォレストーリー
栃木県宇都宮市中央3-1-4 栃木県産業会館3階宇都宮ベンチャーズ内
写真:都築大輔
文:福地敦
FOREST JOURNAL vol.7(2021年春号)より転載