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〈スマート林業の実践事例を読み解くvol.2〉 従来法とスマート検知法、どちらが効率的?

「直販土場における原木検知の比較検証②」では、ノギスと音声入力可能なハンディ端末を組み合わせた検収システム「きこりくん」を用いた「音声入力法」と、従来法を比較した。検知の対象となったのは、スギのB材102本。材積は従来法が11.92㎥、音声入力法が11.73㎥を記録。精度は同程度だ。
 
計測時間は従来法が11分10秒だったのに対して、音声入力法は15分57秒かかってしまった。これは強風によって音声入力にエラーが生じてしまったためだ。とはいえ、音声入力法の測定者は検知の経験の浅い森林組合の育成職員だったことを考えると、十分な結果だと言えるだろう。
 
以上、報告書の結果からも「iFovea」や「きこりくん」といった、いわゆるスマート検知の技術水準は、実用化に求められるレベルを十分に満たしていることがわかる。紀中地域林業躍進プロジェクト推進協議会と同じく、新4K林業を目指す事業体は、積極的に導入を検討してはいかがだろうか。
 

DATA

一般社団法人日本森林技術協会


TEXT:松田敦

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