林業事業者もサラリーマンも同じ!? 組織で働く意識を持つことの重要性
2020/02/10
林業がガラパゴス化してしまっている状況
●林業分野で働くという事は林業会社に勤めるサラリーマンになるという認識がない。
●自分の人生を幸せにするために林業業界で働いているという意識が薄い。(行政の目標達成のためと考えていないか)
●幸せになるため(良い待遇、良い給料等)には所属する組織の利益を増やす必要があるという考え方がない。
●幸せになるための組織の中期目標、短期目標を議論して設定している組織が少ない。(民間組織なのに、何故か目標は行政から示されている)
●現場作業の進捗管理等のマネジメントをしていない。(現場が早く終わろうが遅く終わろうが気にしていない)
PROFILE
FOREST MEDIA WORKS株式会社
CEO
楢崎達也
カナダで森林工学を学んだ後、京都大学大学院を経て、大手銀行系シンクタンクにて森林・林業部門、大手林業会社S社の山林部門勤務。現在、同社にて、森林組合の経営改善支援、人材育成カリキュラム作成・運営、森林経営管理制度実施支援、林業×メディア融合、ITソリューションの現場サイドからの設計をしている。次世代森林産業展2019プロデューサー。
FOREST JOURNAL vol.2(2019-20年冬号)より転載