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社員のモチベーションUPに繋がる! 林業の現場にも「働き方改革を」

林業を選ばれる仕事にするため、「働き方改革」の手引を作成した林野庁。働き手のモチベーションを上げる、職場環境とは? 林野庁林政部経営課課長補佐の津山藍さんに話を伺った。

林野庁がまとめた
「働き方改革の手引き」

2019年4月1日より、働き方改革関連法が順次施行されている。そのポイントは大きくは3つ。時間外労働の上限規制の導入、年次有給休暇の確実な取得、正規・非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の禁止、である。中小企業には一部について若干の猶予が与えられているが、中小企業の多い林業にとっても〝待ったなし〞の状態である。

そうした背景を受け、林野庁が『林業における「働き方改革」の実現に向けて ―林業経営者向けの手引き―』を作成した。その狙いを林野庁林政部経営課 課長補佐の津山さんに教えていただいた。

「日本では少子高齢化が進んでおり、地方では過疎化が進んでいますから、働き手の確保は林業経営者にとって共通の悩みの種になっています。林業が働き手から〝選ばれる仕事〞にならないと生き残れない、そういう時代になってきています。では、どうやって、と考えた時に経営者の方ができるのが、働き方改革=職場環境の整備です。魅力的な職場環境を整えることで、社員の離職率は下げられますし、会社のイメージが向上するため求人に対して応募者が増加する効果が見込めます」。

従業員数が10人に満たない小さな会社であっても就業規則を作成する、週休二日制を導入する、作業マニュアルの作成・徹底により安全意識を高める、能力や実績を適正に評価する、といった取り組みを行うことで、社員のモチベーションが上がり、労働効率が高まり、安全性も高めることができる。経営者がこうした職場環境の整備を行う際に役立てられるのが、今回作成された手引きである。

「『自社の課題が明確でない』ですとか『何から始めたら良いか分からない』という経営者さんもいらっしゃると思います。そこで、この手引きでは、自社の課題を明確にするためのセルフチェックリストをご用意しています。まずはそこで課題を明らかにした上で、中を読み進めていただける仕組みです。

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