最低地上高25%アップで悪路に強い! 最新の林業専用ベースマシン、その魅力は?
2021/10/07

コベルコ建機の13トンクラスの林業専用機に最低地上高を50センチまで高めた新型機が加わる。ハイクラスの走行性能は、悪路に悩む現場で強力な味方になってくれるはずだ。
足回りを強化
走破性アップを実現
林業専用高出力エンジンや各種アタッチメントにマッチした配管流量設計など、作業性と快適性を現場目線で追求してきたコベルコ建機。
林業専用機の「K-FOREST」シリーズに新たに加わる「SK165SR」は、後方超小旋回の従来機「SK135SR」の高いパフォーマンス性能はそのままに、最低地上高を「SK135SR」比25%アップの50センチまで高めた。
これにより高い切り株でも越えやすくなったほか、ぬかるみがひどい場所での走破性も大幅に向上。ハードな現場での造材や集材に加え、作業道作設や地拵え、皆伐現場での枝条の集積といったさまざまな作業をストレスなく進められるようになった。
●林業現場にあわせて構造を強化!
●ポイントは悪路に負けない走行性!
車体周りや配管、シリンダ周辺の構造もさらにブラッシュアップ。強化型カウンタウェイトパネルは板厚を従来機より約5倍に増やし、エンジンルーム内の損傷を防ぐ設計にしたほか、抜根など強い負荷が掛かる作業での耐久性アップに向けてバケットシリンダリンクも強化した。
ロアアンダーカバーの材質も変更して耐久性を高めるなど、コベルコ建機がこだわり続けるパフォーマンスの進化が細部に渡って施されている。専用のフレームと走行モーターの搭載で走行安定性も大きく向上。直感的な操作性と快適性は、素材生産の過酷な現場で抜群の安心感を与えてくれるはずだ。
バケットシリンダリンク強化※
バケットグラップルでの伐根作業時など、負荷のかかる作業に対する耐久性を向上。
※H&P仕様を除く
両持ちアッパーローラ
従来機よりも泥などを落としやすい構造に変更し、メンテナンス性が向上。