山の安全性を高める「ウッズネット工法」とは? 伐採せずに土砂災害防止機能を向上
2021/10/04

昔に比べて、台風や集中豪雨による土砂災害が多発しているのを感じている方も多いだろう。工法を見直して、災害に強い森林づくりに取り組もう。苗木の成長を促進して下刈回数の低減が期待できる、新発売の「フジミンForest」も必見だ。
メイン画像:樹木の生育を妨げない、伸縮性のあるリング。
山の安全性高め、施業効率UPへ
ウッズネット工法
近年、台風などの集中豪雨による土砂災害が多発している。
災害に強い森林づくりのために提案するのが、高強度ネットと森林の持つ根系の抵抗力を組み合わせた「ウッズネット工法」。
立木を伐採せずに、森林の景観を保ったまま、森林の土砂流出防止機能や侵食防止機能を向上する工法だ。
小面積から施工可能で、様々な地形に柔軟に対応できる。
従来工法とウッズネット工法の違い
従来工法に比べて森林施業の支障にもなりにくいのが特徴。
<従来工法>
ネイルで張力をかけた際に地山とロープの間に空間ができ、森林施業の支障になる。
<ウッズネット工法>
高強度ネットの地山密着性が高く、森林施業の支障になりづらい。
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