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森林×サバゲー! フォレストーリーが立ち上げた新しいビジネスに迫る

「山林で行うサバイバルゲーム事業」というこれまでにないアイデアで森林の活性化に挑むのが株式会社フォレストーリーだ。同社を立ち上げた渡部真之助さん、蛭間祐介さん、勝泉貴さんにお話を伺った。

林業×サバゲーで
日本の森を活性化したい

同社の立ち上げのきっかけとなったのは2020年に開催された林業に特化したアクセラレータープログラム「SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020(以下、SFA)」だ。3人がチームを組んだのは「本当にたまたま。事務局のおかげですね」と笑って話す代表の渡部さん。

意外にも「サバゲー」というアイデアは3人のなかから生まれたものではないという。

「Webでのアンケート調査を通じて、森林でどんなアクティビティーをしたいか探ったところ、最も多かったのがサバゲーという答えだったんです」。

そこからメンターの支援も受けながら、連日のZoom会議で3人は短時間でアイデアをブラッシュアップ。サバゲーの参加費の一部を森林保全に活用することを前提とした「山林で行うサバイバルゲーム事業」として、11月のデモデイで見事に優勝を果たした。



2021年2月には、第一回のサバイバルゲームを開催。舞台となったのは北関東でも屈指の平野林である栃木県壬生町の原野林だ。


県内外からサバゲー好きの参加者が集った。

「スピーディに開催できたのは、森林を管理していた嘉陽が丘里山の会や、壬生町役場のみなさんの協力のおかげ」と勝さん。


壬生町の「寿司割烹かさま」が手がける地元食材を使った特製弁当。

同社はサバゲーを実施するだけではなく、山林の管理コンサルタントも併せて請け負う。

「倒木の危険性の高い樹木から処理しつつ、そこで出た枝条などはサバゲーの遮蔽物としても活用しました」と蛭間さん。


使用するBB弾はもちろん生分解性。電動ガンでは樹木が傷つかないことも実証済み。

そして迎えた開催当日。栃木県内外から約30人の参加者が集まり、日暮れまでサバゲーを楽しんだ。参加者からは「シンプルなフィールドならではの魅力」「遊ぶだけでなく森林保全にも貢献できること」などを評価する声が挙がっていた。

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